この頃沖縄ではゴールデンシャワーが続々と開花してきました。
正式名称は「ナンバンサイカチ」というようですね。
日本では奄美群島までしか開花しないそうです。
ゴールデンシャワーの咲きっぷりは美しく圧倒的な存在感が目を引きます。
なんとタイの国花なんですね。
2年ほど前のある日、咲き終わったゴールデンシャワーの横をジョギングしていた時にゴールデンシャワーの種子らしきを見つけて拾って帰りました。
種子は細長くてとても固く、ちょっとした道具になりそうなほどしっかりとしています。
そんなゴールデンシャワー。
持ち帰った種子を開けてみました。
こんな棒状の硬い種
割ってみると中はこんな感じ。
種一粒一粒に対して大切にクッションに挟まれ、一部屋づつ割り当てられています。
素敵ですね。優しいですね。
種子は1㎝弱の大きさです。
そしてこの黒いのはいわゆる「部屋の壁」を集めたもの。
さてここからが本題ですが
この黒いメダルの様な仕切り壁は、果肉のような、ワックスのような物体です。
そして、舐めてみると。。
甘い!!
これは完全に食べ物の味です。
変なクセもなく、普通にブドウやベリー系のジャムの味です。
そしてかじってみると、食感は硬めのジャムといった感じでしょうか。
ジャムの原料に、という言うよりはもう、そのままクラッカーやパンでイケる感じです。
ゴールデンシャワーでジャムだなんてあまりイメージできませんが、サバイバル甘味植物として覚えておいて損はないですね。
今回はあまりジャム化して使ってみる気力はなかったですが、いつかこれを正式にジャムとして使ってみたいものです。
そして肝心な種。いちおう播種して発芽を試みましたが、これがなかなか出てくれません。
気温がまだ低かった頃に試したので、もしかしたら今頃ならいけるのかな。。
もっかい試してみよう。。
それではよい日々を