【トレラン目線】沖縄県 嘉津宇岳

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ここではトレラン目線で沖縄県の山、嘉津宇岳を見てみましょう。
沖縄本島の本部半島に位置するこの山は地元の人は勝山(カツヤマ)と呼んだりします。

標高452m。


沖縄はこれでもけっこう高い方なんです。
沖縄本島では一番高い山でも503m(与那覇岳)ですからね。

あえて書き加えておくと、沖縄の多くのアクセスの良い山々は依然アメリカ様の管理下にあります。そんな選択肢の少ない状況ながらに沖縄でトレイルランをする為のトレラン目線の情報を記しておきます。





エントリーは、GoogleMap で嘉津宇岳のピンから少し東側にある砂利の駐車場からになります。
駐車場となる入り口広場にはトイレがあります。しかし雨水利用なので、水の使用にはご注意ください。

さて、どういうタイプの山かと言うと、一言で言えば険しい山です。階段になっているのは最初の数十メートルだけ。
距離的には短めのコースですので、普段から急勾配やガレ場を走り慣れている人なら一往復30分かからないでしょう。私の場合、晴れた日の一周目本気ランの場合だと登り15分下り8分というところでした。


コースは2段階あります。
まず駐車場からちょっと階段を登るとそこから岩場です。中腹まで行くと数十メートルの平坦な道があり、それから後半の急勾配が始まります。頂上付近にさしかかる頃になると一段険しくなり最後は手を使ってピークにリーチする、といったコースです。


この山はとにかく岩が尖っています。珊瑚礁の隆起した沖縄独特の石灰岩が、登山者に一歩間違ったときの恐怖を想起させるようなシーンばかりです。
特筆すべきはその滑りやすさです。雨の後は殺人的に滑ります。ですので雨の日はもうトレーニングと割り切って慎重に足を運んだ方が良いでしょう。また頂上付近、場所によっては手を使わないと登れないような所もあります。


しかし晴れた日にはスリル満点で最高にオモシロイです。
当然滑らないだけで依然岩たちは凶器そのものですので気は抜けません。
しかし独特の岩を上手に攻めながら急勾配を下るのはスリル好きにはたまらない最高のコースに感じるでしょう。




とまあ、ここまでがトレラン目線でした。




いざ登りきったこの山は頂上付近でようやく景色が見渡せるので、視界が開けた瞬間の爽快感が非常によろしいです。道が険しいだけに尚更。
この嘉津宇岳から見る景色の面白いところが、ちょうど本部半島の中腹ですので本部半島を含めた沖縄本島の西側がはっきりと形として分かるのです。いや、西側どころか向こう側の太平洋も見えます。
島の形をまるで地図で見るかのようなスケールで見るというのは心になかなかよい風を吹かせます。


普段は昼頃に行くのですが、夕日の時間もさぞ素晴らしいでしょう。晴れた日には朝日も夕日も見れる場所です。細長い沖縄ならではですね。
しかし夕日を見たなら、言うまでもなく帰りはだいぶ暗くなるのでそれなりの夜装備が必要となります。


この山は定番中の定番なので、地元民の他にYナンバーのアメリカ軍属もよく登りにきます。割合として半々といったところでしょうか。週末の晴れた日にはほぼ間違いなく人に会うでしょう。中には犬連れのグループもいます。

しかし平日の微妙な時間を狙えば頂上に一人で独占滞在出来る可能性も十分にあります。

一人で裸になり、日光浴をしながら風にあたり、空に近い所から島を見渡す。最高ですよ。険しいけどいい山です。


それではお気を付けて、良い山を。

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