【沖縄の弁当屋さん】5つの特徴

LINEで送る
Pocket


はいさい


沖縄の庶民の味方「弁当屋」をご存知でしょうか。


弁当屋?そんなの当たり前知ってるし、全国にあるでしょう。
と言う声が聞こえてきそうですが、

沖縄の弁当屋といえば一定のスタイルが確立されています。本土の方でも個人でやっている弁当屋さんはあるかと思いますが、いわゆる沖縄で地元の人が「弁当屋」と言えば皆ほぼ同じイメージを共有しています。


ではそのイメージ、沖縄で「弁当屋」と言った場合、一体どういう弁当屋さんの事をさすのでしょうか。






ではその特徴を5つ、挙げていきましょう。



1、とにかく安い
はい、まずはその安さが一番の特徴と言えるでしょう。
上の画像をクリック拡大してみると分かりますがこれで250円です。これはちょっと見た目が茶色っぽいですが、もっとヘルシーなバージョンも色々あります。このワンサイズ下の130円や100円弁当もあったりします。
そして上は500円までです。いわゆる「弁当屋」では500円を超える弁当はまず売っていません。レギュラーサイズで400円が相場です。
このように低価格帯で色々組み合わせる事が出来ます。


2、絶対に100円そばがある
低価格帯のお弁当の他にも、おにぎりや最近凄い勢いで有名になったポーク卵、そしてフライドチキンやウィンナーのテンプラなど、お店によって多少違いはありますが大体そのようなラインナップで用意されています。
そして絶対にあるのが「100円そば」です。
ご存知の通り沖縄でそばと言えば沖縄そばの事です。
この100円そばを食べないと一日が始まらない人は少なくないです。その内容はと言うと素そばにカマボコとネギがのってる場合がほとんどで、気前の良いところはポーク(スパム)が一切れのってたりします。


3、フリーお茶又はアイスティーがある
これも絶対と言っていいです。沖縄のアイスティー文化は以前の記事でも紹介しましたが、沖縄人はアイスティーが血液に流れていると言っていいほど(大げさ)アイスティー文化が浸透しています。
弁当屋はと言いますとお茶が入ったキーパーは基本で、それに加えて気前の良いところはお茶に加えてアイスティーのキーパーを置いています。私の感覚ですとこの気遣い一つが客の店に対するポイントを大きく左右すると思います。ですので気前の良さというよりも戦略的に実行している店もあるのではないでしょうか。


4、営業時間
営業時間はほぼ一律、朝の5時〜7時くらいから昼の12時〜13時まで。
平日営業ですが沖縄の多くの労働者にとっては月〜土が平日なので、多くのお弁当屋さんも月〜土の「平日」で営業しています。


5、道沿いの小さな店舗
「弁当屋」は最小人数1名から多いところで6名くらいで切り盛りしていて、必ず交通量のある道沿いに位置しています。もともと飲食店舗の立地というのはそういう場所なのでしょう、しかし「弁当屋」の特徴としては「車は路駐で利用する」というものです。駐車場を持った弁当屋なんて見た事がありません。
ですので人気のある弁当屋周辺は当然の社会現象として渋滞を引き起こします。地元の人はみな織り込み済みで事前に車線変更をするのです。




とまあ、このように本土の日本人には馴染みのない弁当屋文化があるわけです。
分かりやすく5つに分けて挙げたのですが、これをさらに「学生寄り」、「ビジネス寄り」、「配達メイン」、「中華寄り」などと抽出すると話しはもっと広がります。
一つだけ言えるのは県人に「弁当屋」と言って「ホットモット」を最初に頭に浮かべる人は少数派ということです。



ではなぜこんな独特の弁当や文化が生まれたのでしょう。
深堀はしませんが、沖縄には東南アジア的な外食文化があります。その流れを読み解くには、気候風土の要因もあるでしょうが戦乱と搾取の歴史的背景で労働者階級がいかにこの地域を支えてきたか、またはそんな地域社会がどう生存戦略を醸造してきたか、といったような考察が必要になるでしょう。



さてさて、また大きく端が逸れる前に今回はこの辺で終わりにしときます。
沖縄に来た観光客には口に合うかどうかは別として面白いはずです。しかしあまりそんな事言って弁当屋が観光地化したら大変な事になるので、ここだけのハナシ、ということで。
なんてね

それではよい日々を

LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。