米軍発の沖縄文化。ケンタッキーと伝統行事

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沖縄人はケンタッキー好きで有名?



なんだか全国的にも有名になっているようですね。最近のテレビはヤラセと嘘と目くらましばっかりですが、沖縄人のケンタッキー好きの傾向、これはテレビの「盛り」程ではないにせよ、嘘でもありません。
私個人的な県民の肌感覚でも、今でこそどうかは分かりませんが、確かに一昔前は大勢が集まる場にはよくケンタッキーが鎮座していたものです。沖縄には今でもお墓を中心に親類の集まる機会が多く残っているのです。



ケンタッキーに限らずそもそも「ファストフード=アメリカ」でありアメリカの発明ですからね。沖縄では米軍統治の影響を大きく受けているせいで、他県に比べてもファストフード文化が強い気がします。


それはお年寄りを見ていると特に感じられます。
例えば本土のお年寄りがどこでたむろしているのかは分かりませんが、沖縄ではよく昼間のA&Wでお年寄りのグループをよく見かけます。ケンタッキーとA&Wは被統治経験者の年代には血肉に刷り込まれているのかもしれません。
それとあとコカコーラ。沖縄では炭酸飲料を好んで飲むお年寄りもけっこう多いです。何を隠そう、私の亡くなった祖母もまさにケンタッキーとコカコーラが大の大好物でした。今でも墓参りをするときはコカコーラは外しません。ケンタッキーは時と場合によりますが。


戦後の日本と沖縄では食文化に限らず、かなりかけ離れていたのでしょう。もともと地理的にも文化の違いは大きかったとは思いますが、言っても琉球列島線、古くから濃淡はあれど中国大陸と日本列島、或はASEAN地方との混ざり合いで文化を形成してきたこの島が戦時をまたいで突然に目の青い欧米式文化の占領下に置かれたわけですからね。
今我々が異次元のIT世界に翻弄される以上に、一夜にして土着文化を埋められ、新文化で覆い尽くされたのですから、本土のお年寄りと沖縄のお年寄りは歩んだ歴史が同じようでまるで違います。


さてさて、歴史を振り返れば切り口はいくらでもありますが。これらのファストフードやブルーシール、あるいはSPAM等の缶詰食品の文化といったもの全て被統治時代の産物であり、善し悪し抜きにも現代では完全に沖縄のアイデンティティを担っている存在といえます。


占領の歴史とアイデンティティと誇り。今も終わらぬ混沌にあって、それでも沖縄は繋がっていきます。




ここから余談ですが、今全地球共通の常識になったサンタクロースのカラーリングはコカコーラが作り出したイメージらしいですね。それまではサンタクロースの着る服はどちらかと言えばグリーン系で描かれることが多かったみたいで、コカコーラの赤白マーケティングによってこの地球規模のクリスマス赤白合意が定着したそうです。ケンタッキーやコカコーラと言えば「クリスマス」をイメージ戦略として取り入れている節が多いにありますよね。やはりキリスト教圏ににとってはクリスマス行事そのものが精神的本位の母体なのだろうなと、感じます。なので最強のマーケティング。宗教を味方につけるほどパワフルなマーケティングはないでしょう。


でも面白いですね。赤白と言えば日本でもめでたい色で、このカラーリング以外に「めでたい」を表現する配色はないとも言えます。
赤白クリスマスカラーを纏った「祝い事=ケンタッキー」の図式。もしかして無意識的にケンタッキーの赤白カラーリングが人々のめでたい気持ちとリンクしているのでしょうか?それは膨らませすぎ?


なんて、思いつきで掘ってみましたが、ただの肌感覚で根拠もありません。


それでは良い日々を

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