今日の沖縄エイサー。伝統は文化に乗って形を変える

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沖縄の旧盆の3日間


3日ウンケー

4日ナカビ

5日ウークイ

その間、伝統の盆踊り、エイサーが各地で行われます。各地というのも伝統が残る土地に限りですが、その中でも沖縄市はいわゆるエイサーの町として代表格です。
それぞれの集落ごとに青年会を持ち、盆の夜には3日間をかけて集落をまわって人々やご先祖さんを賑わせます。
青年会と呼ぶのかは分かりませんが、今時だと東京にもエイサーがありますね。
この沖縄独特のバイブスに心を奪われる人たちはまたそれぞれにエイサーを発展させていきます。


さて、沖縄のお盆で集落をまわるエイサーは「道じゅねー」といいますが、まずそれぞれの集落の青年会ユニットは夕方頃から各々の集落をまわります。そして夜遅く、それぞれ集落をまわり終えたエイサー戦士たちは約束の地へと向かいます。(盛りすぎ)
そこでは何とも熱気と興奮に包まれた1日のフィナーレが行われます。

毎年少しづつ変化していますが、2日目、3日目が特に見物です。という私もそこまで把握してはいないのですが、ざっくりとみんなが知る有名スポットがあって、そこはもうギャラリーが道ばたを埋め尽くします。



さてまず、2日目は沖縄市の安慶田十字路。
十字路から北向けの数十メートルは11時頃からわらわらと人々が集まってきます。そして24時頃になるとエイサー関係者たちが道路封鎖して通行止めにします。十字路を頭にして後方には地域の青年会がずらっと出番を待ちます。
もうその興奮と言ったら、、もちろん文字には起こせません。
そして深夜2時頃まで続くのです。



と、いうのは私が知ってた最近までのエイサーでして、どうやら最近フィナーレの大集合に対して苦情が来ているらしいのですよ。
地域住民は道路を封鎖されて夜中の2時頃まで爆音を鳴らされるわけですからね。まあたまったもんじゃあないでしょう。気持ちは分かりますよ、そりゃあそんなの誰だって好きじゃないものの為に我慢を強いられるのはいやですからね。

しかしね、、個人的にはそんな人が体現する社会なんてちっとも面白くないです。現代病の一言で済むのですが、そんな小さなヘイト一つでも現代では地域社会や社会資源がいとも簡単に損失を受ける。
祭を潰したら何も救いのないガラクタ法治社会しか残らないのは既に現代人が示している通りで。豊かさとはなんなんだ、とまた考えさせられる出来事です。



よって、今年は凄くしょぼい、と言ったら悪いのですが、迫力に欠ける中途半端な感じになりました。いつもは封鎖している道路も片道を通しながら。いつもは車が通らないのを知っている子供達がぴゅっと飛び出してヒヤッとする。通行止めに出来ない分後方待機もできない。よって集まった青年会もわずか3チームのみ。
それでも一生懸命運営してくれた関係者の皆様にはほんと感謝です。そして志し同じにして集まったギャラリーの皆さんにも感謝です。みんながいるから形のない文化が繋がっていく。みんなが集まるから祭になる。

来年は取り戻したいな。


そして3日目の名物「100軒通り」。
ここはもうメッカです。「おーらせー」と呼ばれるエイサーバトルが群衆をトランス状態に誘います。今年はほんの最後しか見れませんでしたが恐らくここは例年通りの大集合が行われたのではないでしょうか。
しかし、、圧倒的に終わるのが早すぎます。私が学生の頃だと(15〜20年経ちますが)2時を回っても人だかりでした。それが今や12時頃にはフィナーレ。
やはり、いくらか社会の熱が冷めた感じがしますね。
残念でなりません。が、同時に時代を感じますね。





まあ形を変えて文化が回転していくのは摂理みたいなものなので昔を懐かしんでもしょうがないです。それよりも変化していくエイサーを、しかし本来のスピリットを胸に燃やしながら、育てていくことですね。


ヘイトやクレーマーに解脱と安らぎを。


よりよい世界へ向かって

それではよい日々を

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