【親子で嗜むいい絵本】わたしはあかねこ

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最近、近くの小学校にて絵本の読み聞かせボランティアに参加し始めました。

もちろん手持ちの絵本を読んでいますが、当然すぐ追いつかなくなります。

 

そこで、図書館へネタ探しをしにいき、子供たちの隙間を縫って、邪魔にならぬよう絵本コーナーを徘徊しております。

子供たちが好きそうなものなんだろうか。
当然そんな問いも持ちながらですが、やはり伝えるべきはどういう物語なのかを想像しながら探しています。

 

楽しいと思う感受性は子供に任せればいいのです。
楽しいかどうかなんていうのはその時の感受性次第ですから。

それは常に可変的であり流動的です。
ですので大人が与えるべき絵本を探す時は、与えるべき食べ物を考える時とよく似ていて、それを食べる事によって得られる健康状態を意識して探すのが望ましいと思います。

 

面と向かって読み聞かせをするようになると、尚更シェフとしての責任感を感じるようになるものです。消費型の娯楽も当然よろしいですが、やはりそこは意味深い成長の1ページであると自覚する事によって、栄養価のあるストーリーを与える事に目的を感じます。

 

という事で今回えらんだのが、この「わたしはあかねこ」です。

作者は、文:サトシン(左)絵:西村 敏雄(にしむらとしお)(右)

EhonNaviより
EhonNaviより

 

 

 

 

 

 

どうやらこのお二方はコンビで組む事が多いそうですね。

初めてこの絵本を見た時、正直私にはタイプの絵ではなかったのですが、いざ借りて、子供たちに見せた時は「かわいいー!」との声が上がりました。
やはり大人の好みなんて当てにならないです。
大人の務めは栄養価を読み取り、噛み砕く事にあるのです。

 

 

このストーリーの栄養にあたるものは「自分を愛する」という感情です。

一緒に聞いていたクラス担任の先生は、最後にこの絵本の感想として「みんなそれぞれ違って当たり前なんだよ。人と違っていいんだよ。」という解釈を子供たちに教えるようにして述べていました。

 

それも間違ってはいないんですが。

 

ただ私としては「人と比べてどうこう」を超えて考えてほしいです。

「自分を認め、捉え、愛する」というのがこの絵本の核心であり、価値であると思います。

 

「自分を認め、捉え、愛する」感情は様々なアプローチから感じてもらう事が出来ると思いますが、その中でもこの絵本はストーレートでわかりやすいです。

ですので解釈する大人の方も、もっと深い深度で捉え、噛み砕いてあげることが大切です。
そうすれば子供たちの吸収出来る栄養価もさらに高まることでしょう。

 

「わたしはあかねこ」
大人向け:★★★★
子供向け:★★★★★

それでは良い日々を

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