竹の根っこを掘り出すと

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大麻やココヤシと同じく、古くから「衣食住」3点セットで人間を支えてきた「竹」。

その繁殖能力は他の植物と比べてもズバ抜けていて、昔から里山や畑周りに資材として植えられ、境界や垣根としても利用されています。

しかし今時は里山を利用したり管理する人が減っている為あちらこちらで乱生している竹林を見かけます。
竹は間引きをしてあげないと数年の内にまるで天然のを成すかの如く人が通れない程に茂ってしまいます。そうして広がる竹林は庭や畑にもどんどん入り込み、一旦そうなってしまえば当然他の植物を寄せ付けなくなってしまいます。

竹林に限らず、里や野山は人間が利用するために形を変えてきました。放棄された「人間たちの自然」は人の手を離れると「荒れる」事となるのです。

自然はなかなか人の手には収まりきらないものです。

 

それはさておき、

近頃はオーガニックブームやフェスブームに若者が集まるようになり、竹の利用が次世代に繋がりつつあると感じます。
自然回帰した若者たちは竹細工を覚えたり竹炭に興味を持ったり、あるいはフェスシーンでは竹でティピを建てたり巨大な遊具を作ったりと、若者は若者の視点で竹を「発見」しています。

もちろんそれらを挙げずとも、田舎に行かずとも、日本中で竹製品はしっかりと定着しています。
箸にホウキにカゴにスダレに楽器にタケノコに、挙げればきりがありません。

そして何より「人間一人でも、ノコギリ一丁でもサクッと建材レベルの資材を調達できる。」コレに尽きると思います。
これはとても重要なポイントで、竹はまさしく人間、個人に生きる力を与えるサバイバル植物です。

 

 

さてさて本題です。

この「竹」、当然利用するのは地上部ですよね。
タケノコを掘る時は土中に鍬を入れますが、あくまで利用するのは「地上部」です。

竹の根っこ、そしてその生態と言えば言わずと知れた「一大クローン集団」で、周辺の竹は全て地下で繋がっています。巨大な地下網を張り巡らし竹林を形成し、聞くところによると何十年に一度の開花後、丸ごと枯れてしまうそうです。
滅多にないその開花と枯死は「不吉」と忌み嫌われたりもするそうですが、なかなか見れない光景、私は一度見てみたいです。

 

そんな竹。
いつも世話になっているわけですが、地下部の「根っこ」の部分は一体どうなっているのでしょうか。

気になりますよね。(ならないかな?)

私は気になっていました。

そしてついに掘り起こしてみました。

 

 

こちらです。

 

竹 根っこ

 

なんだか迫力満点ですね。
多分このヒゲヒゲが他の竹に通じているのだと思います。

ちなみにコレは掘り起こしてしばらく乾燥させたものです。

 

そして、割ってみました。

 

するとなんと

 

竹 根っこ 断面

 

こんな感じになってました。

スゲー!

まるでタケノコを切った感じです。

 

つまりこの地下部のヒダヒダが押し上げられて竹の「節」となるわけですね。

竹 根っこ 断面2

 

面白いですね、竹。

こんな事になっていたとは、

 

こりゃあ、他にもいろいろ掘り出してみたくなりますね。

 

さてさて、次は何を掘りましょう

それでは良い日々を

 

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