「山水は皆が使う」だから季節により水量が変化する

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我が家の生活に使うすべての水は、家の裏にある一本のパイプから流れ出てくる湧き水に頼っています。

 

裏山で滾々と湧き出る湧き水。岩の間から湧く水は「岩清水」とも言いますが、非常に甘くて美味で、今まで飲んだどの名水とも肩を並べる程のいい水であると自負しております。(凄いのは水の方で、私はただの利用者ですが)

とにかく美味しいです。

 

しかし使っていくにつれ「この水はただの美味しい水ではない」と感じる事が幾つかあります。

まず一つ、水の温度は年中を通してほぼ一定です。夏は冷たく感じ、ジュースやビール、キュウリを沈めておけばほんのりといい具合に冷えてくれます。
対して冬は暖かく感じ、外気で冷えたボトルに水を溜めていくと、握ったボトルが温まっていくのが分かります。さらに冷えた日には湧いてる水から湯気が立ちのぼり、まるで温泉さながらの光景を見せてくれます。

そして二つ目、この水で風呂に入り、肌を流し続けてきた私と嫁なのですが、嫁は以前より肌がスベスベになったと言います。
そして入浴時に石鹸等を一切を使わない私なのですが、不思議とあまりアカがたまる事もなく、体臭のようなものもほとんどしません。
根拠はありませんが。

しかし他にも健康面で大いにこの水に支えられていると感じるのです。水質調査をしたわけではないのですがきっとここの水はミネラルやらなんやらがたっぷり含まれた浄化作用や解毒作用のある力の水なのだと思います。

 

 


さてさて、タイトルの水量の話です。

この水は山から直に引いているのでたまに水源、水路の掃除をしてあげる必要があります。特に雨や風の後は枝葉や泥砂がいつも以上に流れ込み水の運びを悪くします。ですので掃除をする事によって水量を最大に利用する事ができ、逆に怠ると水が減るのです。

 

というのがこれまでの流れだったのですが、最近、寒くなってきてからはやけに水の出が良くなったのです。不思議と。
少ない時と比べると2倍近くは出ている気がします。

私たちは「何だか景気がいいな」ぐらいにしか気に留めずでしたが、気づくと水源掃除までほとんどしなくて済むようになっていたのです。

景気はいいけど実に不思議な話です。

 

そんな中、ひょんなタイミングで隣りに住む坂元さんから聞いた話でナルホド。水量の変化に大納得しました。

 

それは簡単な話で、つまりなぜ冬に水量が減ったかと言えば、「山の草木が眠ってしまったから」なのです。

納得ですね。つまり岩の間を旅をして集まってきた山水は私たちが享受する水源にたどり着くまで、様々な動植物に利用されてきていると言うわけです。
夏の間、動植物が活発に活動している間は草も木もぐんぐんと地中から水を吸い上げます。ところが冬になると草は枯れ、木の葉は落ち、動植物の多くは休眠期に入ります。
よって利用者の減った山水は夏期に比べずっと多く流れ下り、結果、我が家の水源が非常に潤う事になったのです。

 

目からウロコでした。

水量一つから山の鼓動、草木の鼓動を感じる事ができるのです。

 

水源

 

山が生きているから私が生きている。

然り、あなたも。

 

それでは良い日々を

 

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