田舎なら出来るかも。週3日働くワークバランス

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タイトルの「働く」とはいわゆる「雇われる」事を指します。

ここでは「雇われ方」の考え方と私の一例を紹介いたします。

 

 

宮崎県に移住してきて、かれこれ3ヶ月半が経ちました。

家探しの旅を始めたのは今年の4月頃で、今はそろそろ11月。
その頃から生活にかかるお金はほとんど貯金に頼っており、所々で小銭を稼いだりしていますが、今のところその稼ぎでだけでは生活費は賄えません。

 

私と嫁2人はもともとあまりお金のかからない生活をしているので、月々に必要な生活費は夫婦2人にかかるお金よりずっと少なく済んでいると思います。

とはいえ、車の維持費やネット代、電気代、燃料代、食費、と、やはり生活していく上で幾らかお金はかかってくるものです。

 

旅が始まってから、そして家が決まってから今までの間、私たちはやれそうな事を探しながら、時には温泉でタイマッサージをしたり、時には薫炭を焼いて売ってみたり、時には小物や植物の苗を作りイベント出店で売ってみたりと、この新天地で何が出来るかあれこれ試してきました。

 

しかし、
そう生活で必要なお金を思いつきの連続だけで生み出していくのはなかなか容易ではありません。
浮かんだ発想を試すにも、そこに投資する資金が必要な上、その間の生活費もやはり消費し続ける事となります。

生活力開発のために削った生活費。
投資した分を稼ぎ出すにはまだ至らず、この頃はその資金もいよいよ困窮してまいりました。

 

 

そんな中いよいよ私はハローワークにお世話になりまして、
そしてありがたい事に「週三日程度働く」という融通の利く仕事に就く事ができました。

「自由な発想空間」と「最低限の生活費」を得る事の出来るとても理想的な働き方です。

 

 

「週3日だけ拘束されて働く」

とても良いバランスの仕事に就けたと感謝しております。

 

 

そんな私にとっての好条件のこの仕事。どんな仕事かといいますと、農林系です。

農林業はドカタや引っ越し屋に引けをとらない超肉体労働のキツい職種です。

先週3日間初出勤してきましたが、見事、ボコボコにされました。
その3日間とも家に帰った時には身体は鉛のように重く、お風呂と食事以外は何も出来ませんでした。

 

 

その中身少しかいつまんで紹介致しますと、

季節によって毎月のように内容の変わるこの会社は、この時期は甘藷(サツマイモ)の最盛期です。

出勤初日はいきなり3tトラックに積んだ大量の甘藷、この辺ではカライモとも言うのですが、それらをJA(農協)の出荷場に出荷し、その後35kgの米袋をを大量に積み降ろしでした。
もう腰はガタガタです。それまで暫くまともにフルタイムで身体を使っていなかった私にとっては文字通り腰の折れるような思いです。
そして二日目は一日中芋荒い。
三日目はまたトラックで出荷、からの芋掘りです。

 

 

そんなバキバキの3日間だったんですが、この職場、そんなもんではないんですね。

今はまだ農業従事ですが、まだ体験していない林業部門は日本屈指のハードワークといいます。

間伐下狩り、杉の植え付けなど、全ては急斜面の山で行われ、常に危険と隣り合わせの危ない現場です。

私もそのうち経験するかもしれない「下刈り」は山での主な仕事だそうなのですが、その内容、職場の人間はみな口を揃えて「キツい」といいます。

どういったものかと言いますと、燃料草刈り機飲み水、その他装備一式を全て身に付け、スパイク付きの地下足袋で急斜面を移動しながら草や雑木を払うというものです。
作業中に足を切ってしまう人もいるそうで、職場に最近足を切ったという人がいました。
そして蜂に刺される事もしばしばで、時には大スズメバチに襲われる事もあるそうです。
さらに酷暑の夏場は、暑さを避けるために早朝から作業に入るらしいのですが、熱中症は常に隣り合わせとの事です。

そして林業基本休憩ナシとの事です。
1時間置きに10分の小休憩を挟むだけで、最初から最後までぶっ通しです。

広範囲の山で散らけて仕事をする。ですのでこの働き方が合理的なのでしょう。

まるで軍隊のゲリラ戦です。

 

まったく聞けば聞く程恐ろしいばかりなのですが、未だ経験した事のないその修行のような山仕事に興味が湧き出てきます。

危険な仕事ですが学び甲斐のあるかなり実践的な分野です。
山や畑で磨かれる感覚は、逞しく生きて行く上で必要な知恵を養う土台となるはずです。

 

 

 


さてさて、仕事の内容はさておき、
今回は「自分に合ったワークバランスで働く」ことで「生活の質を生み出す」という目線の話です。

こういう職場、働き方は私にとってありがたいもので、仕事を探す際にもこの働き方を条件に探していました。
仕事内容も給与も大事ですが、自由度コントロール性、その辺りに重要性を感じるのです。

自分で自分のコントロールを握ることによって、多くの外的ストレスから解放される事が出来るのは何も仕事だけに限った話ではないですね。

生き甲斐と仕事が上手く繋がっている人は幸せな顔をしているものです。

 

 

ではそんな私のワークバランスですが生計の方はどうでしょう。

お世辞にも余裕があるとは言えません。

 

しかし、生活スタイルや収入にもよりますが例えば私のような本格的に手に職がない人間でも、田舎だと週3勤務くらいの雇われから得られる収入でも十分やっていけるものです。
家賃がタダ同然で、車の燃料と胃袋を満たすぐらいの生活費なら週3日ぐらいの雇われでも食べていけるのです。

 

そしてそこで確保される時間的な空間は様々な可能性へと繋がることでしょう

自営業の開発だったり、新しいチャレンジへの投資だったり、或はアイディアを求めて刺激を求める事も出来ます。家族と過ごす時間を増やしたり愛する人を想う時間を増やしたり。世界を観察する時間や自分を見つめる時間も作れます。

 

じつに様々な時間に充てる事が出来ますが、これらの時間を過ごす為の共通して言える条件は一つ。

『しっかりとした空間が与えられている』かどうかです。

 

新しいものは何もないところから生まれます。

惰性が踏み入らぬ「空白」に身を置くこと、必要あらばそこに入る光差し込まん

です。

 

私達には幸せに働きながら幸せに暮らす知恵があります。
大切な事はなんでしょう

 

それでは良い日々を

(トップの画像は猛威を振るった台風一過の瞬間です)

 

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