ご近所との距離感はトラブる前に

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町までの買い出しは車で片道20分かかる、そんな我が家の買い出し事情ですので買い物に出かける回数はなるべく減らして必要物資はまとめて買うようにしています。

 

つい先日の事です。

まだ暗くなる前に買い出しから家に戻ると、なんとウチの納屋からお隣の秋野さんが出て来たのです。

我が家は道路沿いの一段上です。家には家の前の坂道を上って入っていきます。
この日もいつものように車でバックして入ってくると、なんと家の敷地内、納屋から秋野さんがひょっこり出てくるんです。

 

・秋野さんは隣りに住む7、80歳くらいのおばあさんです。
よく野菜をくれたり暮らしの事を色々教えてくれたりするわけでなのですが、よく遊びにくるうちにだんだんと敷地内をウロウロするようになってきたのです。最近は我が家の草をむしったり庭周りの選定もしたりします。

 

しかし、だんだん距離が縮まってくるにつれて彼女は敷地内を家の裏手まで勝手にウロウロするようになり、正直私も嫁も少し頭を悩ませていました。

もしかするとこの辺は、と言うか田舎の方ではこういったノリなのかもしれません。
しかし私たちはこういうノリや付き合い方はにあまり慣れていません。「まだ2ヶ月の付き合いのお隣さんが頻繁に家の敷地をうろつく」なんて私たちには少々落ち着かないのです。

 

そうして今回の事があったのです。

彼女は「納屋を片付けていた」と言います。

それが全うな理由になり得るのかどうか、正直一瞬よく分かりませんでした。たしかにウチはボロの廃墟さながらで、前の家主の持ち物もまだたくさん残ったままです。
前にも何度か家の要らない物を彼女ににあげたりしました。それも彼女が勝手に物色しての事だったんですが。

 

しかし、なんにせよ今回は

人ん家の納屋を留守中に掃除するという文脈です。
もちろん事前に聞いていたわけでもありません。

 

それまでは彼女との関係に対して強いこだわりも無く「こんなキャラの人なんだ」ということで淡々と接して来たんですが、
やはり今回は違和感ありでした。

 

なんと言うか、そういった付き合い方をすると先々よろしくないのでは?と思えたのです。
もし大事な物が見つからなくなったら、果たしてお隣さんの顔を浮かべずにいられるでしょうか。

はっきり言って精神衛生上、不衛生です。

まだまだ心の狭い私は、そんなに心を広く持てません。
これでは気持ちよく暮らせないのです。

 

いい顔をしなかった私たちを見て彼女も気まずかったのでしょうか、そのあとキュウリとゴーヤを持ってきました。

 

しかし今回はうやむやには出来ず、彼女の帰り際、その旨を伝えました。もちろん笑顔で。

そして以来、「これより先、立ち入り禁止」の看板が私たちの外出を見送ることになりました。今まで入り口はオープンで柵無しでしたので。

 

 

ご近所付き合いの距離感というのはなかなかデリケートな問題です。楽しく仲良くやりたいけど、超えて貰っては困る線もある。
それはどちらか一方の価値観では完結しません。

人が何考えているか、そんなことは死んでも分かりません。
近所付き合いも普通の人付き合いも、「分からない」が前提なので耳を澄ませ読み取り、主張して伝えるしか無いのです。

 

心の旗はしばし風に煽がれます。
いつでも何処に立っているのかを明らめ、胸を張って生きて行きたいものです。

 

それではよいご近所付き合いを

 

 

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